
その中で注目なのがサイトの審査について。
いままでは1度サイトの審査が通れば、2つ目以降の広告設置は自由に出来ていましたが、それが大きく変わりました。
どのように変更になったのか、まとめました。
※12/6 記事下部に追記しました
公式ブログでの発表
2018年10月29日、グーグルアドセンスの英語版公式ブログにて品質を強化するとの発表がなされました。以下公式ブログを日本語訳にしたものです。
新しいサイトに広告を表示するには、その前にAdSenseアカウントにサイトを追加する必要があります。それぞれの新しいサイトでは、ドメインの所有者であることを確認したり、ドメインのコンテンツを変更する権限を持っているかどうかを確認する確認プロセスが行われます。このプロセスでは、サイトでAdSenseプログラムのポリシーに準拠しているかどうかを確認します。チェックが完了すると、サイトは「準備完了」とマークされ、広告の表示を開始できます。
引用:Inside AdSense
英文を翻訳機能でそのまま訳したので、なんだか回りくどい言い回し。引用:Inside AdSense
どういうこと?
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アカウント単位からサイト単位へ
先のグーグルの発表、簡単に言うと『2つ目以降のサイトも審査が必要』ということです。グーグルアドセンスで複数ブログをしている方なら周知の事実ですが、これでは一度審査に通れば2つ目のサイト以降は審査不要でした。
それが毎回新しいサイトで審査が必要になりました。
つまりアカウント単位での審査であったものが、サイト単位での審査となります。
グーグルのヘルプフォーラムを覗くと審査が通らない!という方が多く見受けられるので、一度目の苦労をサイトを立ち上げるたびにするとなると大変ですね。
サイト単位の審査での影響
サイト単位での審査になったことで、審査用サイトへの影響は出てきそうですね。アドセンスで収益を上げる方法を公開しているブログや、コンサルタント業をされている方の中には審査を通すためのブログを書くことを勧める方もいらっしゃいますね。
そういった審査用ブログは今後減ってくるのではないかと予想されます。
アカウント単位での審査のときは一度審査をパスして、本稼働させるブログで広告を載せるという手法が取れましたが、これができなくなってきます。
毎回グーグルの審査基準をクリアする、一定の独自性と内容のあるコンテンツが求められます。
そう考えると、サイトをいくつも運営するのは骨が折れそうですね〜。
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求められるのは良質なコンテンツ
結局のところ、良質なコンテンツをグーグルは求めているんだと。
AdSenseの品質に関する取り組みを継続することで、広告主様にとってより魅力的なものとなり、結果的にパートナーの成果が向上します。
引用:Inside AdSense
この公式ブログにも記されている通り、広告主にとって魅力的なものでないといけないのでしょう。引用:Inside AdSense
広告主の収益につながらない=出稿数&広告単価DOWN=グーグル&サイト運営者の収益DOWN
この図式では誰も得をしませんね。広告主の収益UP=出稿数&広告単価UP=グーグル&サイト運営者の収益UP
この図式を作り上げるために、アカウントごとではなくサイト単位での審査導入に踏み切ったと考えられますね。2つ目のブログを審査に通した感想 12/6追記
ブログごとに審査が必要とのことだったので、2つ目のブログを立ち上げるか迷っていましたが、試しにブログを立ち上げて、審査を通すまでやってみました。今回はこんな内容で審査に出しました。
審査に通したブログ情報
こんな感じです。・記事数は7記事
・記事内容は仕事に関する内容
・各記事の文字数は2000文字程度
で、結果からいうと1回落ちました。
7記事中1記事に、こんなイベントがありますよって記事を書いたんですが、それがコピーコンテンツと判断されて審査不合格。
2日後に該当記事を削除してサイド申請を出したら3時間足らずで審査通過のメールが届きました。
巷では1回審査に落ちたら2週間待つんだよって話が触れ回ってますが、グーグルヘルプフォーラムのエキスパートの方のブログによると『待つ必要はない!』とあったので、すぐさま再審査に出しました。
特別2つ目のブログだから審査に通りやすいとか、通りにくいな〜なんてのは感じませんでした。
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おわりに
筆者は10月の頭からブログを始め、11月頭に審査パスの連絡が来ましたが、ちょうどアドセンスの仕様が変更された時期だったので驚きです。何を持って独自性とするかは非常に難しいですが、内容のある、良質なコンテンツが求められているというのは確かですね。
うっかりグーグルのポリシーに反してしまわないよう、しっかりとしたコンテンツ制作に励みます。