舞台は中国。
汚職撲滅運動でまさかの著作権侵害という、お粗末なお話です。
マリオを無断使用?
こんなニュースが2月1日に報道されました。いや~どんな風にパクられたのか気になりますよね~。中国当局が、任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」シリーズのキャラクターを無断使用した疑い。
中国共産党の中央政法委員会が、インターネットに掲載した動画。
英語で「スーパーマリオ」と書かれたタイトルをはじめ、「マリオ」そっくりなキャラクターが、汚職に手を染めた官僚を次々と倒していく。
BGMや効果音もそっくりで、裁判官に扮(ふん)した「マリオ」が犯罪者に死刑判決を下す場面や、中国語で「知的財産権」と書かれたコインも登場する。
汚職撲滅に力を入れる習近平政権の取り組みをアピールする動画とみられるが、中国の一部メディアからは、著作権侵害の可能性が指摘されている。
引用:FNN PRIME
問題の動画はこちらです。
黒服を来たマリオと思しき、というか見たまんまマリオな殿方。
中国の汚職撲滅運動の動画で、マリオらしきキャラクターが汚職官僚を倒していくというもの。
裁判官が持っている木槌(ガベルというらしい)を振り回し、ポコポコと汚職官僚を倒していきますね〜。
汚職撲滅運動をアピールする動画のはずが、その動画すら真っ黒という皮肉めいたものになってますね〜。
著作権侵害?
パクリ天国なんて言われている中国、まさか政府主導の動画でこんなことが起こるなんて。なんとも立派なお国ですね〜。
ちなみに、著作権侵害というのはこんな内容です。
著作権は、著作者が、その著作物について、その保護期間(原則として著作物の創作時に始まり、著作者の死後50年を経過するまでの間)内において、独占的に、複製や翻訳、翻案などの法定の行為を行うことができる権利です。
したがって、著作者の許諾を受けることなく著作物を複製したり、翻訳・翻案などを行ったりすれば、原則として著作権侵害となります。
引用:経済産業省
もうひと目見てマリオとわかるこのキャラクター、完全にアウトですよね〜。
背景もまんまマリオ。
知的財産権
動画内でコインとして登場する『知的財産権』とはこんなものです。知的財産権制度とは、知的創造活動によって生み出されたものを、創作した人の財産として保護するための制度です。
「知的財産」及び「知的財産権」は、知的財産基本法において次のとおり定義されています。引用:特許庁
あの知的財産権と中国語で書かれているコインを取るという行為は、クリーンさをアピールするものだったんでしょうか?
もう出だしからアウトなのに、クリーンさもへったくれもないと思うんだけどな〜。
世間の声は
もはや中国のお家芸のようなものといえば、そうなのですが、やはりネットでは色々な声が挙がってますね〜。中国アホやろ
— マッドサイコパシスト伊藤 (@saikopasisuto) 2019年2月1日
マリオパクるとか
訴えられたら勝てないのに
そうですよね〜厳しくあたってほしいですよね〜。これを許したら、なんでも「アリ」になってしまうぞ!
— sirius.mino (@siriusmino) 2019年2月1日
「マリオ」裁判官が汚職に死刑!? 中国が無断使用か「知的財産権」コインも登場(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース https://t.co/idu6f0KqVA @YahooNewsTopics
まさかの国がコレを作ってるんですから、すごいです。中国のマリオっぽいキャラ、大問題だがよりにもよって中国共産党がやったのか…「国家ぐるみの犯罪は犯罪にならんZOY」って言うのかどうかはわからんが流石に任天堂法務部でも分が悪いのでは?
— アルガトロバン@けもフレ2とケムリクサ視聴中 (@CHNOS70) 2019年2月1日
とりあえず中国共産党は†悔い改めて†
中国共産党のマリオパクリ動画について任天堂がどう動くか注目。
— キラ✨メキ (@kiramekijapan) 2019年2月1日
ウルトラマンも堂々とパクっていますし、今後日本のキャラクターが当たり前のように中国発のキャラクターとして売り出されていくんでしょうか。
怖い国ですね〜。
おわりに
さすがのクオリティ、恐れ入ります。こんなお国柄なら、日本国内のティラミスの問題とか大事にならなかったのかもしれませんね〜。