2019年は日本が開催国ということで、6月に大阪で開催されます。
サミットの開催を受けて、交通規制が敷かれたり空港のコインロッカーが使用禁止になったりと発表されています。
そんな中、ヤマト運輸もG20の開催を受けて宅配便の荷物制限の対応をするとか。
どんな対応をとるのか、対象のエリアはどこなのかをまとめました。
荷物制限の影響大
個人ではネットでのフリマアプリの利用やアマゾンなどの通販サイトでの買い物、企業間では商品の配送など、ヤマト運輸は幅広く関わっています。単にG20が開催される大阪や兵庫のみならず、全国的に影響を受けるのは必須です。
商品の受発注を事前に行ったり、可能なものはG20後にずらしたりするなど、予め対応策を立てておくことが大事ですね。
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対象地域着の荷物制限
G20時の荷物制限について発表されたのは2019年5月31日。G20の開催機関である6月27日(木)から7月2日(火)頃が対象機関です。
各種サービス色々と取扱が中止になりますので、まずは対象地域着の荷物の制限についてまとめました。
例えば東京から大阪に荷物を出す、宮城から兵庫に荷物を出す、などです。
宅急便の日時指定中止
対象地域宛てで、お届け予定日が6月27日(木)から7月2日(火)の荷物は、曜日指定や時間指定ができなくなります。
対象エリアは大阪府(全域)、兵庫県(芦屋市、尼崎市、伊丹市、西宮市)です。
クール宅急便・宅急便タイムサービスの荷受け中止
クール便やタイムサービス便の荷受けも中止になります。
こちらは時間指定ではなく、そもそもの荷受けが中止になります。
発送元のエリアによって中止期間が異なります。
【6月26日(水)〜6月29日(土)】
東北地方(岩手県、山形県、宮城県、福島県)、関東地方、北信越地方、中部地方、関西地方、中国地方、四国地方、九州地方からの発送が荷受け中止。
【6月25日(火)から6月28日(金)】
北海道、東北地方(青森県、秋田県)、沖縄県からの発送が荷受け中止。
対象地域から発送の荷物制限
今度は対象地域から発送する荷物の制限についてです。先の対象地域は同様に大阪府(全域)、兵庫県(芦屋市、尼崎市、伊丹市、西宮市)です。
宅急便の日時指定中止
対象地域から全国宛で6月27日(木)から6月30日(日)の間に発送される荷物は曜日の指定や時間指定ができなくなります。
クール宅急便・宅急便タイムサービスの荷受け中止
対象地域から全国宛のクール宅急便やタイムサービス便は6月27日(木)から6月30日(日)の間は荷受けが中止になります。
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その他サービスも中止
宅急便だけでなく、その他のヤマト運輸のサービスも中止になります。PUDOの利用中止
対象地域に設置されている一部のPUDOステーションは期間中利用できなくなります。
荷物の受け取りは6月14日(金)〜6月30日(日)、荷物の預け入れは6月23日(日)〜6月30日(日)は利用できません。
ゴルフ宅急便・宿泊施設宛の宅急便
対象地域が届け先や発送元となるゴルフ宅急便や宿泊施設宛ての荷物は、6月28日(金)〜7月1日(月)までの期間、プレイ日・宿泊日として指定できなくなります。
関西国際空港、大阪国際空港宛ての空港宅急便
6月28日(金)〜7月1日(月)の間に出発する搭乗便については、空港宅急便の荷受けが中止になります。
配達員が把握しきれてない
G20の影響でヤマトの荷受けについて発表がされましたが、現場の配達員はいまいち状況を把握しきれていない様子です。荷物を出す際に配達員に聞いても返ってくる返答はマチマチ。
対象エリアはすべて商品の受け付けをできない
商品を受け取っても、対象エリアの場合は送り主に返送する
受け取ってからできるかどうかを判断する
結局どの対応で荷物を受け取ってくれるのかよくわからないままサミットに突入ですね〜。
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各社対応はまだ
荷物の発送に大きな制限がかかるので、各社注意喚起の情報を発表するとは思われますが、6月1日時点では大手通販サイトなどで荷物の制限に関する事柄は発表されていません。もう少しすれば各社どのような対応をするか、またはどのような対応を顧客に求めるかを発表すると思われますので、しばし静観ですね。
荷物の制限が仕事に関わる人は、特に情報をいち早くキャッチするよう心がけておくのが良さそうです。
おわりに
都市部での大規模な荷物の制限というのは今回が初ということですが、大きなトラブルなく終えられるといいもんです。私は通販サイトで働いているので、飛び込みのお客の対応が大変そうだ。