ニュースを見ていると芸能人の薬物使用が報じられることもありますよね。
そんな薬物禁止を呼びかける香川県のポスターが注目を集めています。
うどん県の香川
うどん県としてのネーミングが定着した香川県。そんなうどんの原料といえばあの白い粉、小麦粉ですよね。

そんな白い粉の小麦粉と薬物をかけたポスターが話題になっていますね〜。
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うどん県流薬物断り技コンテスト
噂のポスターは香川県の『香川県薬物乱用対策推進本部の薬物禁止キャンペーン』の一環として制作されたポスター。よく見るポスターだと薬物を使用した後を想起させるような内容や、廃人になってしまうイメージ、家族を失ってしまう様など薬物の危険性をコレでもかとアピールする内容となっていますが、うどん県流のポスターは一味違います。
【うどん県流 薬物断り技】と題されたポスター、なんだか今まで見てきた薬物禁止ポスターとは力の入り具合が違います。
それでもなぜか興味を引くという、不思議なテイスト・・・。
内容はこんな感じです。
すてきなコシで薬物を断ろう!
良いですね〜この標語!- す|すいたくなったらうどんを吸うよ
- て|てに取るものはしっかり選ぼう。天ぷらみたいにね
- き|きめるのは、うどん!
- な|なかよくうどんを食べましょう!
- コ|コレを食べたら帰ってくれ。
- シ|しろい粉なら小麦粉のほうがいいよ
『キメるのはうどん!』なんて、うどんを食べるのがなんだかアウトローな雰囲気ですし、『コレを食べたら帰ってくれ。』なんて、ちょっと冷たい感じがたまりませんね〜。
自分の県の特産とからめた啓発ポスター、面白みがあってすんなり内容が入ってきますね。
これを作った人は天才か。
危険な薬物は身近に潜んでいる
ちょっとポップな内容ながらも内容はしっかりしています。先のあいうえお作文の『すてきなコシ』もそうですが、さらに薬物は身近に潜んでいるんだよと注意喚起をしていますね。
1回なら大丈夫?
実は女性の被害者も多い。
感覚が研ぎ澄まされて・・・
薬物を身近なものに感じさせるような、危ないワードで注意を呼びかけています。
危機感を煽るのもいいですが、こんな親しみやすいデザインからのポスターならついつい目が言ってしまいますよね〜ひと目に触れさせる効果が高そうですね。
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ゆるいイラストは狙い通り?
ゆる〜いイラストで注目させるという狙いは、当初からあったようですね。このデザインであれば、確かに若年層にウケやすいですよね〜。イラストについては、シュールでブラックジョーク的なおもしろさを演出し、若年層に気軽に応募してもらおうとゆるくしました。
本コンテストは香川県がプロポーザル方式で選定した事業であるため、イラストはそちらで採用した会社の若手デザイナーが描いたものと聞いています。
内容を攻めたのは、興味を引くためには、若年層に好まれるような「ツッコミどころ」のある企画が必要だと考えたからです。
引用:FNNPRIME