
ポケベルが2019年の9月に終了のニュースが報じられましたね。
お〜ポケベルもついに終わるのか〜なんて思いましたが、ポケベルをしていた会社って今何してるんでしょう?
気になったので調べました。
そもそもポケベルってなんだ??
ポケベル終了なんだなと、1つの時代が終わるんだな〜なんてちょっと感慨深くなりましたが、アラサーな筆者は全然ポケベル世代じゃないんですよね。今みたいにメールやラインなんて時代じゃないときに、限られた文字数でやり取りしていたポケベル。
名刺くらいのサイズでピコピコやっている姿は昔のドラマや映画なんかを見ると出てきますね。
そのくらいの認識でしかなかったです。
まぁ旧世代のアイテムなんだから、時代と共に淘汰されていくよな〜。
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ポケベルの利用者数
1990年代に爆発的にヒットしたポケベルですが、携帯電話の普及とともに徐々に利用者数が減少していきました。流行のピーク時には1000万代以上の契約数がありましたが、現在では1500にも満たない契約数なんです。
少ない!!
そりゃ便利な携帯電話の方を使いますよね。
写真や動画や遅れるし、連絡手段のラインなんかも楽ですし。
わざわざポケベルを使おうなんて思わないですよね。
減少するテレメッセージ事業者
利用者の減少とともにポケベルのテレメッセージ事業者も減少していきます。最盛期には北海道から沖縄まで、全国にあったテレメッセージ事業者が今では東京テレメッセージのみ。
時代の流れなので仕方がないですよね。
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変貌を遂げたポケベル
昔流行ったものが終わるんだな、なんて思っていたら、実はポケベルって形を変えて広く普及しているって知っていました?最近では変貌を遂げたポケベルについてテレビでも取り上げられたりしていましたね。
ポケベルの電波を使ったラジオ
現在、ポケベルを手がけていた東京テレメッセージは主要な事業をポケベルから防災ラジオに変更して事業を展開しています。ポケベルの電波帯域を使用して地方自治体で使用する防災ラジオを作ることで、今では年間19億円にもなる売上を叩き出しているんですね。
てっきりそのまま廃業するんだと思っていましたが、実は違ったんですね。
ラジオに変わっただけでなく、技術も進歩しています。
ポケベルで送るのはあくまで文字だけでした。ところが10年前から、受け取った文字を、音声として聞けるようになったんです。これが機械的な発音では無く、人の声のように自然に聞こえて。ポケベル復活のための大きな進歩です。以前は14文字送るのがせいぜいだったのに、今では最大で全角304文字まで送れます。これは、元総務省技官だったうちの技術者がプロトコルを作って、実現してくれました。
引用:文春オンライン
引用:文春オンライン
何がすごい??
ポケベルは280MHzと非常に強力な電波を使用しています。この強力な様々な点で非常に優れた代物なんですね。

・スマホより遠くに届く
・ラジオより受信感度に優れている
・広域受信ができる
・ラジオより受信感度に優れている
・広域受信ができる
しかもポケベルの強力な電波帯域は今免許を持っている業者しか使用することができないため、ほぼ東京テレメッセージの独壇場。
災害の多い日本なので需要は年々高まり、現在時点では18の都道府県で採用されているんですね。