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ローマ法王のお祈りアプリで『アプリで幸せは買えない』という言葉を思い出す

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ローマ法王のお祈りアプリで『アプリで幸せは買えない』という言葉を思い出すのアイキャッチ
2019年、ローマ法王とともにお祈りできる新アプリが発表されました。


何、そんなハイテクなお祈りできるのか〜なんて驚きましたが、同時に2016年に若者に向けたメッセージを思い出しました。


アプリでお祈り、したいですか?






アプリでお祈り?

もはや時代なのか、ついにアプリでお祈りなんてことができるようになったんですね〜。


こんな発表がされました。


ローマ法王フランシスコは20日、サン・ピエトロ広場に集う数万人の人々に対して行う日曜の説教で、法王とともに祈れる新アプリを発表した。


アプリの名前は「祈るためにクリックを(Click to Pray)」と呼ばれるという。

世界平和や自然災害被災国の人々など、法王が祈っている案件を利用者に通知する。


利用者はこれを活用し、祈りに加わることができる。


法王は自らを「ハイテク音痴」と称しているが、アプリ軌道のため端末をスワイプ。


端末を掲げている司祭に「できましたか」と問いかけると、司祭が頷く場面もあった。


一方、ローマ法王庁(バチカン)は、信者らはアプリに加え、ウェブサイトwww.clicktopray.org上でも「世界のための共感という務めを法王とともに果たすことができる」との声明を発表した。
引用:livedoor news

すごいですよね〜アプリでお祈り、SF映画かな?なんてところまで時代は来ているんですね〜。


私の父はキリスト教徒で、毎週お祈りをしているのですが、こんなふうにアプリでお祈りってどうなんでしょう?


私自身は無神教なのでなんとも言えませんが、傍から見ているとありがたみもへったくれもないような気がしますがどうだろう。


まぁお祈りにありがたみなんてのを求めるのもおかしな話ですが。


東京都の愛宕神社が電子マネーでお賽銭をできるようにしたときと同じような違和感というか、理解はできるけど納得は出来ない、というような感覚に陥ります。




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アプリで幸せは買えない


このお祈りのアプリ・Click to Prayの発表を受けて、ローマ法王の2016年の演説を思い出しました。

以下引用です。


幸せはお金で買えるものではありません。


売買できるようなものではないのです。


携帯電話にアプリをダウンロードして手に入れられるようなものでもありません。
引用:GIZMODO
幸せはお金で買えるものではないし、売買も出来ない。


アプリをダウンロードして得られるようなものではない、と。



当時、この説法を読んで確かにそうだよな〜なんて思ったもんです。


それが今回のアプリのリリース、面白いですね〜。



幸せは買えないけど、誰かを思って祈ることは場所やツールを問わずできるということでしょうか?


無宗教者なくせに、どうにも宗教観念にありがたみをもとめてしまう私には、なかなか面白いツールだな〜と。


自分じゃない誰かに思いを馳せる、世界のどこかの誰かのために、きっかけはアプリであっても祈りを捧げるっていうのはアリなんじゃないでしょうか?


自分の欲求を満たすためだけのツールが、少しでも誰かに目を向けるきっかけになるというのは素敵だな。




試しにアプリを使ってみる

早速、アプリを使ってみました。


物は試しにと言うやつです。


が、全然日本語に対応していないので全くわかりませんでした。


日本語すら満足に使えない私にはなかなかハードルの高いアプリでした。


日本語版がリリースされたら使ってみたいもんですね〜。




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おわりに

なかなかおもしろい取り組みですね。


祈りを捧げるClick to Prayが、免罪符を買わせるClick to Payにならないことだけを切に願います。


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